いじめの時間
新潮文庫

「いじめられる子」と「いじめる子」。ふたりの間に横たわるのは、暗くて深い心の闇。でもいつのまにか両者が入れ替わったり、互いの傷を舐めあっていることもある。さまざまな「いじめ」に翻弄され、心が傷つき、魂が壊れることもあるけれど、勇気を出して乗り越えていく者もいる。希望の光が射し込むこともある―すべて「いじめ」をテーマに描かれた7人の作家による入魂の短篇集。

 

著者紹介

江国 香織 (エクニ カオリ)  

東京生れ。2002年『泳ぐのに、安全でも適切でもありません』で山本周五郎賞、’04年『号泣する準備はできていた』で直木賞受賞

大岡 玲 (オオオカ アキラ)  

東京生れ。1989年『黄昏のストーム・シーディング』で三島由紀夫賞、’90年『表層生活』で芥川賞受賞

角田 光代 (カクタ ミツヨ)  

神奈川県生れ。2000年『キッドナップ・ツアー』で路傍の石文学賞、’05年『対岸の彼女』で直木賞受賞

野中 柊 (ノナカ ヒイラギ)  

新潟県生れ。1991年『ヨモギ・アイス』で海燕新人文学賞受賞

湯本 香樹実 (ユモト カズミ)  

東京生れ。1992年『夏の庭』で日本児童文学者協会新人賞、児童文芸新人賞受賞

柳 美里 (ユウ ミリ)  

神奈川県生れ。1996年『フルハウス』で泉鏡花文学賞、’97年『家族シネマ』で芥川賞受賞

稲葉 真弓 (イナバ マユミ)  

愛知県生れ。1992年『エンドレス・ワルツ』で女流文学賞、’95年『声の娼婦』で平林たい子文学賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)